年の瀬も迫り、ご家庭用のほか、ご挨拶用のお茶もご注文いただいています。
ありがとうございます。
「火入れ」のぬくもりと良い香りに癒されつつ、今年も、ばたばたと忙しいです。
しかし、みなさまも私たちも健康に過ごせていて、ありがたいなあと思っています。
さて、この間、質問をいただきました。
「煎茶と緑茶と日本茶の違いは?」
日本で作られているお茶のことを「日本茶」といいます。
で、日本で作られているお茶の主流は「緑茶」です。
具体的にいうと、「不発酵茶」という種類のお茶が「緑茶」です。
「発酵茶」の「紅茶」や「半発酵茶」の「烏龍茶」と違って、
製造の一番最初に、蒸したり窯で炒ったりして発酵を止めてあるお茶です。
で、「煎茶」とは露地栽培、蒸し製法のお茶です。
「緑茶」の一種です。
一番ポピュラーなので、わかると思います。
で、「緑茶」には他にどんなのがあるかというと・・・。
被覆栽培の「玉露」「かぶせ茶」「てん茶(抹茶の原料)」
「茎茶」「粉茶」「芽茶」・・・。
なんと「ほうじ茶」も「緑茶」です。
最後に焙じて茶色になっていますが、不発酵茶なので、
焙じる前はちゃんと緑色をしています。
で、ややこしいことに、「紅茶」も「烏龍茶」も日本で作られたものなら、
「日本茶」と言っても良いのです。
で、もちろん、「中国茶」といったら「烏龍茶」ばかりではありません。
「中国」にも「緑茶」はたくさんあるのです。
う~ん。ややこしい・・・。
でも、ちょっとおもしろいと思いませんか?