栗崎園では温度や湿度、地温を測定しております。
これは、一番茶の摘み取り時期や品質に大きく関わる要素です。
例えば、ハウスでお茶を栽培すると、外と比べ温度や湿度を高く
する事が可能ですから、新茶は早く採れますし、土壌の調整が
しっかり出来ていれば品質も向上するでしょう。
当園はハウス栽培ではありませんが、どのような状況にあるのかを
確実に把握し、環境にやさしい肥培管理を行うために露地ではあり
ますが、毎日測定しております。
今年の1月は、昨年と比べ温度は少し低いのですが湿度は高く
なっており、お茶の芽に対するストレスが少なく山のお茶の特徴
(味が濃いなど)を出しやすい状況です。2月は平地と比べると
15%程度高い湿度を確保(昨年も同じくらい)しているようですので、
今から新茶が楽しみです。
また、土壌中のECやphも順調で、そろそろ施肥のタイミングとなりそう
です。もう少し、温度や湿度の様子をみて施肥します。
楽しみにしていてください!