ブルーベリー、今年も見事に実っています。
粉をふいたような黒紫色。
はちきれんばかりの頃、そっと触れると、
ぼろりとこの手に落ちてくれます。
子供らが、「も1つ、も1つ」とつまんでいるうち、舌べろも唇も紫に染まり、
思わず笑顔が生まれます。
実はこれ、挿し木で育てたものです。
10cmほどの小さな枝を、雑菌のない綺麗な土に挿し、
水をあげていました。
そうすると、根が出るのです。
数年も経つとりっばな木となり、
そして、りっぱに実らせてくれたのです。
お茶も、挿し木で増やすのが常です。
「べにふうき」の挿し木をしたとき、
ご近所さんから頂いた枝をついでにと試してみたのです。
まさか、こんなに毎年楽しめるとは!
思いもよらぬことでした。