今年も、春野町新茶品評会が行われました。
農協さんの2階で行われる、地元の小規模なものです。
でも、意義は大きいです。
品評会です。
もちろん、審査員さんによる厳しい審査が行われます。
そんなのを間近で受けながら、つっこんだ話まで伺えるのは地元ならではです。
で、その後がまた、非常に面白い。
出品者はみな、経験豊富、鑑識眼にも長けています。
お互いの畑や工場の様子も知っている仲間です。
冗談や、きつい批評も交えながら、全員が審査員のごとく、お茶を鑑定していきます。
「何日かぶせた?」だの、「中揉が・・・。」だの、目の前の茶葉から、
畑や工場の様子を、よみとります。
午後の講演会もしかり。
試験場の詳しいデータを見させてもらいながら、
「では、ここ春野町では?」
「いやいや、やはり高品質を目指すなら、こうなのでは・・・。」
新しいデータをみながら、経験豊富なメンバーの種々の考えが飛び交います。
気がついたら、今後の課題が見えてきたりもします。
みんなのやる気が高まっていくのが、その場の空気から感じられます。
他では得難いものがたくさんつまった品評会。
先輩方、農林さん、農協さん、
色々とありがとうございました。
そして、改めて、今後もよろしくお願いいたします。