どの世界にも専門の道具がありますが、これもそうです。
黒いのが審査盆(拝見盆)
お茶っぱをのせて、色つや、手触り、香りなどのチェックをします。
これは円い形ですが、四角いものが、茶市場初取引の写真で
新聞一面に登場します。
その年初めて、この盆に新茶を載せるとき、
「拝見します。」と実に謙虚な気持ちになります。
そして、右の白いのが審査茶椀
お茶っぱにお湯を注いで水色などのチェックをします。
それぞれ審査するのに適した色でできています。
普段お茶を飲むお湯のみも色々素敵なものがありますが、
やっぱり白磁のもの、内側が白いものの方がお茶の色は
きれいだなあ、と思います。
青磁だと、さらに綺麗なグリーンが楽しめます。